投資を始めるきっかけ作りは仕組みから

お金を増やすことより貯めることが大切なのか?!

10月4日は投資の日だとご存知ですか?
投資信託をしている人は、idecoやNISAといった国が勧める制度で、増えているとはいえ、日本では家計の金融資産の半数以上が現預金になっています。やはりまだまだ「投資が資産を増やす基本」にはなっていないようですね。

貯金は「お金を貯める」ということだけに専念して、銀行口座があれば簡単に預けておくことが出来るので、手間いらず。
確かに、いざお金を使おうとした時の準備として、お金は貯めておいた方がいいですよね?

銀行口座に入れるだけでは、「増えない」ということをわかっていてもしてしまうのはなぜでしょう?
原因は次のことにあるのではないでしょうか?

  •  祖父母や親が貯金でお金を貯めた
  •  投資のことはよくわからない
  •  いざという時のお金があればいい

でも、これだと今の時代、ちょっと違うかな?と思うところもあります。一つ一つ考えてみましょう!

祖父母や親が貯金でお金を貯めた

かつての銀行では普通預金や定期預金の利率が今よりもよかったのをご存じですか?お金は銀行口座に入れておけば、定期預金や定額貯金にすると、数パーセントの利息が付いていた時代があったんです。今では定期預金でも数パーセントの利率どころか、0.5%にも満たないです。

祖父母や両親世代は、投資の知識がなくても、貯蓄だけで充分にお金が増えた時代でした。今はというと「貯蓄ではお金が増えることがない」という現状です。

投資のことはよくわからないから出来ない

会社員だと、idecoに入ることになったことを理由に投資信託の購入を始めた方も多いと思います。正直、どんなものかわからないけれど、とりあえず、やってみる、という感じで、なかなか商品選びが上手に出来ていないかもしれません。日ごろの生活の忙しさを理由に、投資の勉強を始めるきっかけが出来ず、投資信託をしていても「ほったらかし」で大丈夫だろうと思って、投資の知識が増えていないこともあるでしょう。最初に何か上手くいく仕組みづくりを知っていれば、ideco以外でも自分で投資することにもっと積極的になれるのかな?と思います。

いざというお時のお金があればいい

お金を増やす以前に、先ずは月の収支で赤字になった時に補填するお金、住宅ローンの繰り越し返済用の貯蓄や教育費の貯蓄ができればいいと思っていて、増えることへの関心よりも節約で先ずは貯めるだけが目的になっていると、増やすことへの興味はないのかもしれません。確かに、投資信託は短期で利益を得ることが目的ではなく、長期で利益を得ることを目的としているので、すぐに必要なお金を投資信託に充てることは出来ません。余裕資金で運用するのが投資信託のスタイルです。そもそも、余裕資金を作ることができないことが、投資信託を購入できない理由になっている可能性もあります。

 

 

最大の理由はリスクが心配?!

以上の3つの理由が投資がなかなか始められない理由かもしれませんが、やっぱり「投資は元本が保証されていない」というのがなかなか始められない理由ではないでしょうか?
元本が保証されず、マイナスになってしまうことがあることが何より心配です。ただ、物価が上がってくると、貯蓄している金額の元本は保証されていても、お金が足りなくなることもあります。今まで、消費税も8%で108円で買えていたものが、消費税が10%になったら、110円で2円ほど上がります。1万円で108円のものは92個買えますが、110円になると90個しか買えなくなります。多少の差に感じるかもしれませんが、貯金をしていても、物価上昇率に対応できないのが貯金のリスクと言えるかもしれません。
もちろん、貯金は元本割れすることはありませんので、投資信託の方が元本以下になることを考えると、元本保証の方が魅力的です。余裕資金とはいえ、遠い将来使うお金ですから、途中で減ってしまったときにお金が必要になったら、どう対応していいのかも考えておく必要があります。

もちろん、投資信託で損をした人もいますが、得をしている人もいます。得をしている人は、きちんと金融の知識が合ったり、お金についての勉強をしている人が得をしていると言えます。

 

投資も自分に合った仕組みを作ることから始める

日常生活でも、朝起きてから仕事に行くまでの順番は大体決まっていると思います。貯金も先取り貯蓄などを毎月必ず貯まる仕組みを作っている方は多いでしょう。投資についても自分に合った仕組みを作っておくことで、投資が出来るようになっていきます。

 貯蓄の中から、数年以内に使わないでもいい金額がいくらなのかを決める

投資資金は元本を下回る可能性があるので、ゆとり資金は毎月収入の何パーセントの金額なのかをまず決めていきましょう。その金額を常に銀行口座から投資信託を購入するための証券会社の口座に決まった日に振り込むように設定しましょう。よく言われるのは、投資したい時に証券会社の口座にお金がないから、投資をしようにも投資出来ないという状況があるということです。是非、証券会社にきちんとお金が入る仕組みを作っておきたいですね。

 購入する銘柄を選ぶ

あまり多くの銘柄を選ぶことは必要ないですが、投資の基本である分散投資は実践しておくと良いでしょう。今は100円から投資が出来ますので、いくつかの投資信託を買っておくと良いでしょう。この時に、投資信託には色々な種類があるので、国内・国外・リートなど様々な種類から選んでいきましょう。

 毎月の積立設定をする

毎月、同じ金額を投資出来るように設定しておきます。こうすることで、手間いらずで自動で投資信託を購入できるようになります。口座にお金がない状態を避けるのは、毎月定額で投資を続けることが出来るようになります。自分で毎月買おうと思っても、なかなかできないものです。手間を減らしながら、お金を増やす工夫をしていきましょう。

気を付けておきたいこと

投資信託も投資の一つですので、気を付けておきたいことについてお伝えしておきます。

投資は「自己責任」

証券会社や銀行で投資信託の購入を勧められたこともあるかもしれませんが、投資は「自己責任」です。買うか買わないかの判断として、色々な情報があると思います。もちろん、目論見書を読むことも忘れないでください。最終的な判断はご自身が行うものです。

長期運用が基本

投資信託は短期の運用ではなかなか結果が出ません。また、元本を下回ることもあります。余裕資金で投資をしているのであれば、下がった時にすぐに売るという判断をしなくて良いでしょう。最低でも10年以上投資をするつもりで、運用していきましょう。下がっている時にこれ以上下回るのは嫌だと思うこともありますが、長期運用が基本であることを忘れないようにしたいですね。